スロヴァキア生まれ。ブラチスラヴァ音楽アカデミーを卒業し、奨学金を得てサンクトペテルブルグ音楽院に留学、マリス・ヤンソンスに師事した。
1993年、ウィーン室内歌劇場の常任指揮者に就任。ウィーン音楽祭での「ドン・ジョヴァンニ」「フィガロの結婚」は好評を博した。1995年にはボリショイ劇場に招かれ、同劇場の首席指揮者に就任。
ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団、ピッツバーグ交響楽団、チェコ・フィルハーモニー管弦楽団、オスロ・フィルハーモニー管弦楽団等と共演。ケルン歌劇場、マリインスキー劇場、ノルウェー国立歌劇場、チューリヒ歌劇場などで活躍。
2009年春にレニングラード国立歌劇場で指揮、同年6月より劇場の音楽監督および首席指揮者に就任した。

作曲家、合唱指揮者。 国立音楽大学作曲学科首席卒業。ハンガリー・コダーイ研究所合唱指揮マスターコース修了。
現在、音楽監督を務めている合唱団は10団体を数える。作品は、日本の伝統音楽を題材にした作品や、ミサ曲、モテット、合唱のための練習曲など、多岐にわたる。近年は、作品が、日本以外の国々の多くの合唱団により演奏されており、日本の出版社だけでなく、海外からも多く出版されている。
日本国内のみならず、諸外国でも、数多くのワークショップ、レクチャーの講師としても活躍している。また、シンガポール、イタリア、香港など、世界のコンクールの審査員も務めている。
2005年、合唱音楽における指揮、作曲、演奏、教育などの分野で国際的に優れた活躍が認められ、Robert Edler賞を、アジア人で初めて受賞した。
現在、東京都合唱連盟副理事長。日本合唱指揮者協会会員。国際コダーイ協会会員。合唱表現研究会代表。