「第九」 レニングラード国立歌劇場管弦楽団

弦と管が織りなす至極の音色に歓喜の歌が響き渡る

170余年の伝統が息づく名門オペラ・ハウスの奏でる、豊潤な響き。
力強く柔らかく、澄んだ音色が歴史の彼方から甦る!

年末の「第九」で、一年を振り返る。
ベートーヴェン最後の交響曲―歓喜の感動があなたを包みこむ!

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出演予定

演奏:
レニングラード国立歌劇場管弦楽団
東京ニューシティ管弦楽団
指揮:
ファハラディン・ケリモフ
合唱指揮:
松下 耕
合唱:
The Metropolitan Chorus of Tokyo
ソリスト:
マリーナ・トレグボヴィッチ (ソプラノ)
ソフィア・ファインベルグ (メゾソプラノ)
エフゲニー・ナゴヴィツィン (テノール)
ニコライ・コピロフ(バリトン)

予定曲目

ベートーヴェン
「エグモント」序曲 作品84
Egmont Overture op.84
交響曲第9番ニ短調 作品125「合唱付き」
Symphony No.9 D minor, op.125

曲目試聴

ベートーヴェン:交響曲第9番
The Leningrad State Orchestra

レニングラード国立歌劇場管弦楽団

ロシアの文化・芸術の中心地、サンクトペテルブルグ(旧レニングラード)。この地で愛され続けてきたレニングラード国立歌劇場管弦楽団は170余年の歴史を有し、サモスード、コンドラシン、ザンデルリンク、テミルカーノフなどの偉大な指揮者のもとで活動を行ってきた。同劇場はプロコフィエフの「戦争と平和」、ショスタコーヴィチの「鼻」「ムツェンスク郡のマクベス夫人」などを初演した劇場としても知られ、偉大なバス歌手シャリアピンも、この劇場で初演作品を多く残している。
流麗な響きで定評を得ているチャイコフスキー作品や、ラフマニノフ、ムソルグスキーなどのロシア人作曲家の演奏を得意とするが、近年はさまざまなレパートリーを披露し、好評を博している。

松下 耕(合唱指揮) Ko Matsushita

作曲家、合唱指揮者。 国立音楽大学作曲学科首席卒業。ハンガリー・コダーイ研究所合唱指揮マスターコース修了。
現在、音楽監督を務めている合唱団は10団体を数える。作品は、日本の伝統音楽を題材にした作品や、ミサ曲、モテット、合唱のための練習曲など、多岐にわたる。近年は、作品が、日本以外の国々の多くの合唱団により演奏されており、日本の出版社だけでなく、海外からも多く出版されている。
日本国内のみならず、諸外国でも、数多くのワークショップ、レクチャーの講師としても活躍している。また、シンガポール、イタリア、香港など、世界のコンクールの審査員も務めている。
2005年、合唱音楽における指揮、作曲、演奏、教育などの分野で国際的に優れた活躍が認められ、Robert Edler賞を、アジア人で初めて受賞した。
現在、東京都合唱連盟副理事長。日本合唱指揮者協会会員。国際コダーイ協会会員。合唱表現研究会代表。

The Metropolitan Chorus of Tokyo

合唱指揮者・作曲家の松下耕が音楽監督・常任指揮者をつとめている合唱団からなるグループの総称「耕友会」の合唱団。
各合唱団ともに、定期演奏会開催や各地合唱祭・イベントへの参加、学校・福祉施設への訪問演奏、講習会モデル合唱団、CD録音、海外における公演や交流活動など、多角的な活動を行っているほか、国内外の合唱コンクールにおいても優秀な成績を収めている。
2000年、「耕友会コンサートVol.1」として開催(北とぴあ)。これを機に、翌2001年に「耕友会」として発足。
2008年よりレニングラード国立歌劇場管弦楽団のベートーヴェン「第九」公演に参加。合唱団名を正式に“The Metropolitan Chorus of Tokyo”とする。
2010年11月「耕友会コンサートVol.6」を開催予定。東京フィルハーモニー交響楽団と共演する。
<耕友会公式ウェブサイト>  http://koyukai.info/

名門オーケストラが魂を込める「第九」が胸を熱くする。

 一年を振り返る時期に、「第九」なくしては考えられないという音楽ファンも多いだろう。
楽聖が全身全霊を込めた偉大なる名曲を、伝統が息づく名門オペラハウスのオーケストラと大合唱の熱演で聴く。
ベートーヴェン最期の交響曲「第九」が、今年も年の瀬に響き渡る。苦悩を乗り越えて歓喜へといたる激情、そして感動のクライマックスへと導かれる豊潤な音色。
それに加えて、豪華なソリストも参加するドラマティックなコンサートだ。