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光藍社 クラウドファンディング企画 第1弾

はじめに

「ヒューストン・バレエ 」来日公演 クラウドファンディングページをご覧いただきまして誠にありがとうございます。
2025年7月に全米屈指の実力を誇るヒューストン・バレエが3年ぶりに来日し、全幕「ジゼル」とバレエ団芸術監督であり振付家のスタントン・ウェルチの傑作集「オープニング・ガラ」を上演することが決まり、公演の成功に向け準備を進めています。しかし、昨今の急速な経済的環境の変化により、海外バレエ団の招聘を継続していくことのハードルは非常に高くなってきており、大変心苦しいお願いではありますが、皆さまからのご支援を募らせていただくこととなりました。
ヒューストン・バレエの魅力や来日公演への想いに共感いただけましたら、どうか無理のない範囲でのご支援をお願い申し上げます。

ヒューストン・バレエの魅力

ヒューストン・バレエはアメリカのテキサス州に本拠地を置き、全米1位のダンス施設を保有し、世界各国から才能が集まる、まさにトップレベルのバレエ団です。さらに、世界的な活躍を続ける加治屋百合子をはじめ、飯島望未、吉山シャール ルイ・アンドレなど、多くの日本人ダンサーの活躍により日本でも親しまれてきました。

そんなヒューストン・バレエが日本で初めて公演を行ったのは3年前の2022年10月、芸術監督スタントン・ウェルチが振り付けた『白鳥の湖』を上演した時のことです。ユニークな演出と類まれな才能を持つダンサーたちのパフォーマンスにより、日本のお客様に鮮烈な印象を残し、鳴り響く拍手や歓声で、本場と同様の盛り上がりの中で幕を閉じました。

世界の一流バレエ団への思い

光藍社としても世界一流のバレエ団による公演を上演し続けたいという思いがあります。ヒューストン・バレエはまさに世界トップレベルのバレエ団のひとつで、バレエ団のオリジナル作品からバレエ界の名作まで多様なレパートリーを持ち、才能豊かなダンサーが多く所属するバレエ団です。また、前回公演でも活躍したアクリ士門、藤原青依や、ジュリー・ケントがワシントン・バレエから引き抜いた滝口勝巧、ジャクソン国際コンクールで金賞を受賞した徳彩也子など日本人が多く在籍しているバレエ団という点も注目されています。スポーツ、ビジネス、文化など様々な業界において、世界のトップクラスで活躍する日本人は、日本の皆様に夢や希望を与えてくれます。世界トップレベルのヒューストン・バレエで中核を担う日本人ダンサーがこれだけ多くいることは、とても誇らしいことで、彼らの踊りからエネルギーや感動をもらえることでしょう。

東京文化会館休館前に鑑賞できる“ラストチャンス”

舞台芸術のメッカとして親しまれている東京文化会館が、改修のため2026年から3年間も休館してしまうことも、2025年に開催を決めた大きな理由のひとつです。そもそも東京には、ヒューストン・バレエの大規模な舞台セットを搬入できる劇場が、東京文化会館を除いては新国立劇場しかありません。しかし、新国立劇場は外部が使用できる期間が限られている上に、本番日を含め準備のために数日間を必要とする条件下で、我々のような民間企業が借りることは極めて難しい状況にあります。そのため東京文化会館は舞台セットごと来日する“ヒューストン・バレエの引っ越し”公演を迎え入れられる唯一の会場であり、2026年から休館に入ると、次はこの規模の公演をいつ実施できるか目途が立ちません。ヒューストン・バレエ側も再来日公演を強く望んでおり、初来日から3年となる2025年のタイミングを逃すことはできないと考え、開催を決断しました。様々な制約があり、ヒューストン・バレエとのスケジュールやレパートリーの調整は難航したものの、なんとか休館前の2025年7月に来日できることになり、我々は公演開催に向け動き始めました。

困難の連続

日本にいながら、現地と同じ舞台を堪能できる海外バレエ団による“引っ越し”公演。ダンサー、スタッフ、舞台セット、衣裳、小道具などすべてを日本に持ってくるため、多種多様な経費がかかります。
今回上演する『ジゼル』では、舞台セットに1階~2階建ての家が3軒も建設されます。衣裳はイタリアで作られ、本物のレザーや重量のある素材が使用され、現地ヒューストンから輸送する物量はトラック12台に上ります。そして、全幕バレエを上演するために必要なバレエダンサーやプロダクションスタッフには約100名が関わっており、バレエカンパニー全員の渡航と宿泊を手配しなければなりません。
円安により海外渡航費や輸送費、インバウンドによりホテル代が高騰していることは周知の事実ですが、これだけの大規模な“引っ越し”公演には、その高騰額は甚大で、深刻な問題です。諸々の経費は、当初の予算を遥かに超えた状態になってしまいました。

それでも諦めない理由

費用の増大を受けて、ヒューストン・バレエの来日公演にご賛同いただいた企業様、団体様からのご協力をいただき、さらにヒューストン・バレエでプリンシパルとして活躍している加治屋百合子さんも現状を知り、積極的にプロモーションに参加していただきました。
しかし、こうした取り組みを行っても、なお増大した費用分は賄いきれず、何度か公演中止を検討したこともありました。
その度に、楽しみにしてくださっているお客様やヒューストン・バレエの団員の方々を思い浮かべ、また、一人でも多くの方々にご覧いただけるように努力を重ね、多くの方の協力と賛同に後押しされて、公演に向けて準備を進めております。

世界の芸術をこれからも日本へ

海外バレエ団の公演を日本でご覧いただく機会は、こうした背景により、近年ますます少なくなってきているのが現状です。各国からバレエダンサーのみを招聘したガラ公演は、日本でもよく開催されていますが、以前と比べてバレエ団の引っ越し公演は少なくなりました。ヨーロッパからのバレエ団による引っ越し公演は、比較的まだ続いている印象がありますが、今やアメリカのバレエ団による公演はヒューストン・バレエのみとなっています。世界には伝統と革新を繰り返す多くのバレエ団が存在し、バレエ団ごとに多くの人々を魅了しています。ガラ公演はもちろん魅力的ですが、全幕公演はバレエ団の特徴や総合力が最大限に発揮され、総合芸術としてのバレエ本来の醍醐味を十分にご堪能いただけると考えています。私達光藍社は、そんな世界各国のバレエ団や素晴らしいプロダクションを日本にいながらも楽しめるよう、今回のヒューストン・バレエの来日公演を含め、様々な国のバレエ公演を日本に届けていきたいと思っています。
そして、今回、こうした活動を続けられるよう、私たちはこのクラウドファンディングを立ち上げました。皆さまにご支援をいただくことで、舞台セットの輸送やダンサーの渡航費など、どうしても必要となる膨大なコストを賄い、この公演を成功させたいと思います。
皆さまからの応援は、ただ一度の公演を支えるだけでなく、世界の舞台芸術を日本に根付かせる大きな種となります。あなたのひとかけらの想いが、多くの人の人生を豊かに彩る舞台へと繋がります。どうかご支援をよろしくお願いいたします。心からの感謝とともに、最高の舞台をお届けすることをお約束いたします。

ご支援へのリターン

芸術監督 ジュリー・ケントのクラスレッスン見学
1,000円 300名限定

公演当日、本番前に行われるジュリー・ケントによるクラスレッスンをご見学いただけます。
開催日時:7月6日10:30~11:45を予定
開催場所:東京文化会館 大ホール
※本公演チケットは含まれておりません。本公演チケットもご希望の方は別途、ご購入ください。※座席はスタッフが案内するエリア内で自由席となります。ご見学後は会場準備の為、ご退出いただきます。※写真・動画の撮影はご遠慮ください。

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舞台上で主演ダンサーとの写真撮影会
10,000円 20名限定(別売公演チケット必須)

終演後、公演に出演した主演ダンサーと一緒に舞台上にて写真を撮影いただけます。
日程:7月5日14時開演回
会場:東京文化会館 大ホール
※7月5日14時開演回のチケットをお持ちの方が対象です。※写真はお客様のスマートフォン等でスタッフが撮影いたします。※本公演チケットは含まれておりません。本公演チケットもご希望の方は別途、ご購入ください。

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芸術監督 ジュリー・ケントとの写真撮影会&サイン付きオリジナルポストカード
10,000円 50名限定(別売公演チケット必須)

終演後、ジュリー・ケントと写真を撮影いただけます。また、現役時代のジュリー・ケントのオリジナルポストカード(1枚)に直筆サインをして、お渡しいたします。
日程:7月6日13時開演回
会場:東京文化会館 大ホール
※7月6日13時開演回のチケットをお持ちの方が対象です。※写真はお客様のスマートフォン等でスタッフが撮影いたします。※本公演チケットは含まれておりません。本公演チケットもご希望の方は別途、ご購入ください。

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加治屋百合子サイン入りトウシューズ
30,000円 4名限定

ヒューストン・バレエでプリンシパルとして活躍している加治屋百合子が実際に使用した、直筆サイン入りの貴重なトウシューズです。
提供方法:公演終了後、後日発送いたします。

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加治屋百合子&ジュリー・ケントサイン入りプログラム
10,000円 50名限定

ヒューストン・バレエのプリンシパル加治屋百合子と、芸術監督を務めるジュリー・ケントの直筆サインが入った貴重なプログラムです。
提供方法:公演終了後、後日発送いたします。

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最後に

公演に関心を持って会場にご来場くださる皆様がいらっしゃるからこそ、私たちは海外から団体などを招聘して日本全国で公演を開催していくことを続けられています。
「ヒューストン・バレエ」のアーティストや現地でバレエ団に関わっている方々は、日本で公演を行い、バレエ団を知ってもらうことを熱望していました。そして熱心な日本の芸術ファンの方々は、日本で卓越した芸術性を持つ「ヒューストン・バレエ」の公演を鑑賞できることを待ち望んでいました。
私たちは、秀逸な劇場や秀でた才能を持つアーティストたちと、情熱を持って鑑賞を望んでいる観客の皆様との架け橋となり、より多くの方に劇場にご来場いただき、世界の素晴らしいアーティストたちによる優れた芸術パフォーマンスを直接ご覧いただける貴重な機会を提供し続けていきたいと思っております。そして今回の舞台は、きっと皆様にとって記憶に残る得難い体験になるであろうことと思っております。
是非、ご来場いただきまして公演をご鑑賞いただき、また公演の開催にご協力を賜れましたら幸いです。皆様に劇場でお会いできますことを、心よりお待ち申し上げております。

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