ポーランド国立ワルシャワ室内歌劇場オペラ
ポーランド国立ワルシャワ室内歌劇場オペラ
ポーランド国立ワルシャワ室内歌劇場オペラ

ポーランド国立ワルシャワ室内歌劇場オペラ

本公演は2015年10月11日から10月18日まで開催しました。

モーツァルトオペラの歓び、全開!ヨーロッパの稀少な室内歌劇場が再びやってくる。

 「オペラでは、絶対に詩は音楽の従順な娘でなくてはなりません。一番望ましいのは、劇場のことが分かっていて、自分自身も何か意見を言うことができる良い作曲家が、真のフェニックスのような賢い詩人と一緒になったときです」モーツァルトは、それまでのオペラに見られた劇の不自然な展開、意味のない歌詞などに不満を持っており、手紙にこう書いた。音楽と詩(歌詞)がぴったりと結び合い、登場人物が生き生きと表現されるオペラを書きたいと常々願っていたのだ。そこに、腕利きの台本作者ダ・ポンテが現われた。「ボーマルシェの問題作『フィガロの結婚』を一緒になってオペラにしようよ」とモーツァルトが声をかけた。モーツァルトの精神(エスプリ)を今に甦らせるポーランド国立ワルシャワ室内歌劇場オペラが5年ぶり7度目の来日をする。冒頭のモーツァルトの思いを「なるほど、そういうことだったのか」と納得させてくれる舞台を見せる、ヨーロッパきっての「モーツァルト歌劇場」だ。なにしろ、モーツァルトの全26舞台作品(歌劇全21作品やパントマイム、オラトリオなど)を"常時"上演できる態勢をとっているという、奇跡のような歌劇場なのだ。
 隅々まで血の通った傑作『フィガロの結婚』は、ワルシャワ室内歌劇場オペラの手にかかるとより一層魅力を増す。常日頃、アンサンブルを組んでいる者同士の「呼吸」の妙が発揮されるからだ。だから、見ていて「楽しく、寛げる」。「オペラって、こんなにも身近なものなんだ」と実感できる。
 もうひとつの上演演目『魔笛』も同様。ひと言で言えばお伽話なのだが、聴けば聴くほど奥深い「象徴劇」になっているのを感じるこのオペラ、『フィガロ』が下世話な日常劇なら、『魔笛』は子供心を忘れない大人のための永遠の知的ドラマだ。日頃から「『魔笛』の本質は何か?」を問い続けているワルシャワ室内歌劇場(=研究機関でもある)ならではの答えがここにある。名作揃いのモーツァルトのオペラ群から2作を選んだ今回の来日公演。まさしく「フェニックス(不死鳥)」になった作品を、今年の秋に堪能できるのは音楽ファンにとって幸せなことだ。

出演予定 ソリスト

  • マルタ・ボベルスカ(ソプラノ)

    マルタ・ボベルスカ
    (ソプラノ)

  • タチヤナ・ヘンペル(ソプラノ)

    タチヤナ・ヘンペル
    (ソプラノ)

  • アンナ・ヴィエルビツカ(ソプラノ)

    アンナ・ヴィエルビツカ
    (ソプラノ)

  • アグニェシュカ・コズウォフスカ(ソプラノ)

    アグニェシュカ・
    コズウォフスカ
    (ソプラノ)

  • トマシュ・クシシツァ(テノール)

    トマシュ・クシシツァ
    (テノール)

  • レシェック・シフィジンスキ(テノール)

    レシェック・
    シフィジンスキ
    (テノール)

  • アンジェイ・クリムチャック(バス・バリトン)

    アンジェイ・
    クリムチャック
    (バス・バリトン)

  • ※出演者は変更になる場合がございます。予めご了承ください。

芸術監督・魔笛指揮:ルベン・シルヴァ
フィガロ指揮:ズビグニェフ・グラーツァ
管弦楽:ポーランド国立ワルシャワ室内歌劇場管弦楽団
合唱:ポーランド国立ワルシャワ室内歌劇場合唱団

  • ポーランド国立ワルシャワ室内歌劇場オペラ

     ポーランド国立ワルシャワ室内歌劇場オペラはモーツァルトのオペラを全作品随時上演できるということで世界的に知られている。また、モンテヴェルディ、テレマン、モーツァルト、ロッシーニなどのバロック期の作品から20世紀音楽家の作品まで幅広い時代のオペラを上演することでオペラ芸術の研究機関としての役割も果たしている。「モーツァルト・フェスティバル」「ロッシーニ・フェスティバル」「バロック・オペラ・フェスティバル」など、内外問わず様々なフェスティバルを主催もしくは参加し、フランス、イタリア、ドイツ、ロシア、イスラエル、アメリカ、カナダ、スペインほか様々な国々で1500公演を超える海外ツアーを行っている。来日は今回で7回を数え、ますます人気を博している。

作品紹介

  • 魔法の笛を手に王女の救出に向かう王子の大人気冒険活劇!魔笛全2幕・原語上演・日本語字幕付 W.A.モーツァルト作曲

    旅の途中、王子タミーノは大蛇に追われている。失神した王子を助けた手柄を自分のものにしようとしたのは、お調子者の鳥刺しパパゲーノ。そんな二人に夜の女王は娘パミーナの救出を依頼する。救出の護身用に王子が手にしたのは魔法の笛だった。マジックフルートとともに、冒険の旅に向かう。

    魔笛
  • ユーモラスな演出と躍動感あふれる大恋愛喜歌劇!フィガロの結婚全4幕・原語上演・日本語字幕付 W.A.モーツァルト作曲

    小間使いスザンナにちょっかいを出そうとする伯爵。夫の悪巧みを懲らしめようとする伯爵夫人。スザンナとの婚礼を間近に控えた知恵者のフィガロ。おませなケルビーノにセビリアの医師バルトロ、音楽教師のバジリオや女中頭マルチェリーナなどなど、ユニークな登場人物が名曲とともに織りなす、全編見どころ、聴きどころいっぱいのオペラ!

    フィガロの結婚

公演日程/上演演目

[ご注意とお願い]

  • ●会場内における飲食、喫煙はご遠慮ください。
  • ●写真撮影、録画、録音等は一切禁止させて頂きます。
  • ●未就学児のご入場はご遠慮ください。
  • ●開演後のご入場は制限させて頂く場合がございます。
10/12(月・祝)
15:00開演
(14:30開場)
会場 東京文化会館 発売日
4/10
演目 魔笛
席種 S席 15,000円
A席 13,000円
B席 11,000円
C席 9,000円
D席 7,000円
情報 上演時間:約3時間休憩あり
10/14(水)
18:30開演
(18:00開場)
会場 東京文化会館 発売日
4/10
演目 魔笛
席種 S席 15,000円
A席 13,000円
B席 11,000円
C席 9,000円
D席 7,000円
情報 上演時間:約3時間休憩あり
10/16(金)
18:30開演
(18:00開場)
会場 オリンパスホール八王子 発売日
4/10
演目 魔笛
席種 S席 14,000円
A席 12,000円
B席 10,000円
C席 8,000円
D席 6,000円
情報 上演時間:約3時間休憩あり
10/17(土)
14:00開演
(13:30開場)
会場 Bunkamuraオーチャードホール 発売日
4/10
演目 「フィガロの結婚」
席種 S席 15,000円
A席 13,000円
B席 11,000円
C席 9,000円
D席 7,000円
情報 上演時間:約3時間休憩あり
10/17(土)
18:30開演
(18:00開場)
会場 Bunkamuraオーチャードホール 発売日
4/10
演目 「フィガロの結婚」
席種 S席 15,000円
A席 13,000円
B席 11,000円
C席 9,000円
D席 7,000円
情報 上演時間:約3時間休憩あり
全国日程はこちら
日時 公演会場/地域/演目 問い合わせ先 発売日
10/11(日)
15:00開演
まつもと市民芸術館
(長野県)
「魔笛」

オフィス・マユ

026-226-1001

5月
10/12(月・祝)
15:00開演
東京文化会館
(東京都)
「魔笛」

光藍社チケットセンター

050-3776-6184

4/10
10/14(水)
18:30開演
東京文化会館
(東京都)
「魔笛」

光藍社チケットセンター

050-3776-6184

4/10
10/16(金)
18:30開演
オリンパスホール八王子
(東京都)
「魔笛」

光藍社チケットセンター

050-3776-6184

4/10
10/17(土)
14:00開演
Bunkamuraオーチャードホール
(東京都)
「フィガロの結婚」

光藍社チケットセンター

050-3776-6184

4/10
10/17(土)
18:30開演
Bunkamuraオーチャードホール
(東京都)
「フィガロの結婚」

光藍社チケットセンター

050-3776-6184

4/10
10/18(日)
15:00開演
兵庫県立芸術文化センターKOBELCO 大ホール
(兵庫県)
「フィガロの結婚」

ABCチケットインフォメーション

06-6453-6000

5/24