コルソ・ウィーン ~ウィーン・フィルのメンバーとウィーンを代表する演奏家たち~
華やかなるJ.シュトラウスのワルツとウィーン古典派

「世界一」の誉れ高いオーケストラの精鋭が奏でる、極上の音楽。
来日のたびに熱狂的な喝采を浴びるオーケストラによる、至福のウィンナー・ワルツ!

 新年早々、ウィーンの音楽家たちの、あの柔らかい音色で、しなやかな奏法で、演奏が楽しめることほど幸せなことはない。流れてくるのは、ウィーンゆかりの作曲家の音楽ばかり。そう、ウィーンの演奏家にとっては身体に染みついた、「自分たちの」音楽だ。

  今年2008年は、ウィーン国立歌劇場管弦楽団のメンバーが組織する「自主運営団体」であるウィーン・フィルハーモニー管弦楽団が協会を組織してちょうど100年。『コルソ・ウィーン』はそのウィーン・フィルハーモニー協会が公認する数多ある演奏団体の中でも、最大の規模を持つ室内管弦楽団として世界的に知られている。「公認」ということは「ウィーン音楽の伝統を守り、創りだす音、演奏方法、演奏解釈、すべてにおいて『これが、ウィーンの音楽』」であることを意味する。協会が設立第2世紀目に突入する2009年新春に彼らを日本に送りだすというのは、何ともうれしい限りだ。

  『コルソ・ウィーン』はウィーン・フィルやウィーン国立歌劇場管弦楽団のメンバーを中心に、ウィーン交響楽団、ウィーン・フォルクスオーパーなど、音楽の都ウィーンを代表する名高いオーケストラから精鋭ばかりが集って活動を続けるエリート集団。ウィーン・フィルの顔とも言っていいギュンター・ザイフェルトを筆頭に錚々たるメンバーを指揮するのは、自らもウィーン・フィルで活躍し、作曲やアレンジの分野でも才能を発揮している指揮者のアルフォンス・エガー。ウィーンの音楽を薫り豊かに、また曲によってはとびきり上質なユーモアをもって聴かせる、またとない人物だ。

  3度目の来日となる今回も、もちろんプログラムのメインはヨハン・シュトラウス一家の音楽だ。2009年元旦にウィーンで演奏されるプログラムから選曲される予定なので、ウィーン・フィル・ニューイヤー・コンサート2009のミニ版コンサートとも言える。そして、もう一つの呼び物は、「ウィーン古典派の妙なる調べ」。「パパ・ハイドン」のお馴染の曲、華麗なモーツァルト、ベートーヴェンの隠れた佳作を聴かせるクラシック・ファン垂涎のAプログラムと、映画「アマデウス」で印象深く使われた曲を中心とした、モーツァルト尽くしのBプログラム。どちらもウィーン音楽の伝統を担う彼らならではの名演奏が聴けること、必至だ。

  誰もが気軽に香り高き「本物のウィーン」を楽しめる2009年の新春が、待たれてならない。